8月から取り組んできた 「CO-SAKU谷 VIVITA ROBOCONプロジェクト2022」、プロジェクトのフィナーレとなるロボコン大会を11月6日(日)、東京都市大学世田谷祭にて開催します。熱いチャレンジを応援するだけでなく、参加しませんか? 今回は特別に、飛込み参加枠を用意しました。学祭というオープンな場での開催ならではです。チャレンジャー、お待ちしています!
CO-SAKU谷の「VIVITA ROBOCON」プロジェクトとは
「VIVITA ROBOCON」は、VIVIWARE株式会社が開発するプロトタイピングツール「VIVIWARE Cell」を使ったロボット製作&コンテストです。シモキタFABコーサク室を運営する一般社団法人CO-SAKU谷では、今大会で3回目の開催です。ロボコンのルールはとてもシンプル。「フィールドに散らばったボールを集める」のみですが、求められる技術はとても多彩です。競技者は様々な困難に技術とアイデアで立ち向かいます。
CO-SAKU谷が開催するVIVITA ROBOCONのプロジェクトは、小学1年生から大人までが参加対象です。年齢を問わず経験と学びをシェアしながら取り組み、また、プロジェクト運営に外部パートナーを迎えることでより多様な人たちとのCO-Creationを喚起していくことに、大きな特徴があります。今年は、東京都市大学理工学部の学生団体「機親会」と空間創造企業・株式会社船場をパートナーに迎え、VIVIWARE株式会社の協力をいただきながら進めてきました。ロボコンステージは株式会社船場の協力により、世田谷のまちに見立てたフィールドにこれまでにないギミックが仕掛けられ、より挑戦しがいのあるものに仕上がりました。
過去2回の開催をふり返っても今年のプロジェクトは、私たちが大事にしている「3つのコーサク=①ものづくりの工作 ②人と人・人とコトの交錯 ③CO-Creation」を、最も豊かに経験してきたと言えるかもしれません。そして11月6日(日)、いよいよフィナーレを迎えます。
世田谷JOY!NTチャレンジ!
ロボコン大会の正式名称は、「VIVITA ROBOCON with CO-SAKU谷 2022 in 第93回東京都市大学世田谷祭〜世田谷JOY!NTチャレンジ!」です。このサブタイトル「世田谷JOY!NTチャレンジ!」にご注目ください。ロボコンを開催するのは東京都市大学世田谷祭の場で、世田谷祭のキャンパステーマ「JOY!NT」からいただきました。大学、学科や学年、課外活動団体などの垣根を超えて喜びを共にし、楽しめる場にしたいという学生の皆さんの思いに敬意を表し、私たちのまち「世田谷」と、皆で共に取り組んだ「チャレンジ」を組み合わせています。
※第93回東京都市大学世田谷祭については、こちらのページをご覧ください。
見どころ紹介
●東京都市大学理工学部「機親会」の活躍
今大会は、東京都市大学世田谷祭を舞台に学生団体「機親会」が主催するとあって、理工学部の学生たちが多く参加します。コロナ禍中に進学した学生がほとんど、これまでのような対面での技術伝承やコミュニケーションがままならない経験をしてきた世代です。レーザー加工もギヤボックス等の組み立ても初めて。それでも切磋琢磨しながら、個性豊かで理工学部らしいこだわりを積んだロボに仕上がってきています。
※CO-SAKU谷と機親会との関わりは、こちらの記事にご紹介しています。
●親子CO-Creation
VIVITA ROBOCONのプロジェクトに参加することは、率直に言って、簡単ではありません。「製作技術が難しい」という意味ではなく、一人ひとりの個性と主体性を糧に、アイデアをロボの形にしていくプロセスデザインの難しさです。だからこそ参加者が子どもの場合、保護者の方は見守り伴走するだけでなく、時に親子チームで取り組む人も出てきます。普段は工具など持つことのないお母さんが必死になったり、子どもからどんどん飛んでくる難題アイデアをなんとか形にしようと頭を悩ませるお父さんがいたり。保護者の存在は子どもの主体性を阻んでしまわないかという声もありますが、CO-SAKU谷では、保護者の方が本気になってお子さんと経験を共にしていただくことを歓迎しています。
●世田谷のまちに見立てたステージ
今回のステージパートナーは、空間創造企業の株式会社船場です。できあがったステージは、なんとも美しい! フィールド全体を世田谷のまちに見立て、中央には多摩川が流れ、再開発が終わり新しくなった下北沢駅のブリッジも。このステージ、美しいだけでなく、実は難易度も高いんです。ステージコンセプトを「都市鉱山」とし、ボールを資源と見立ててあり、競技者は資源を分別してゴールに運ばなくてはなりません。その分、これまでにない高得点ギミックや加点ルールも登場します。全体像は、ロボコン当日にぜひ見にいらしてください。
※ロボコンステージ製作の様子は、こちらの記事でご紹介しています。
さらに、ロボコンステージの周囲に置かれる世田谷のまちの家並みも、ぜひ会場でご覧ください。これらは、地域の皆さんが、牛乳パックや端材などの素材を活用して製作してくれたものです。ロボット製作やロボコンに出場しない人たちもまた、本プロジェクトにマイホームコーサクで参加、応援していただきました。ありがとうございます!
11/6(日)ロボコン大会、飛び込み参加枠あります!
今年はなんと、ロボコン当日の飛び込み参加枠をご用意しています。学祭という開かれた場での開催ならではです。飛込み参加者が競技に使うロボットは、VIVIWARE株式会社のエンジニア・かっしーが開発した最新の「テンプレロボX」です。当日、現地で少し操作練習をしてから、出場していただきます。今年の夏は、やむなくプロジェクトの参加をあきらめた子どもたちも多かったのですが、そんな子どもたちも、来年は挑戦したいと早くも意気込んでいる皆さんも、ちょっとだけ興味がある方も、ぜひ、飛び込み参加にチャレンジしてください! 大人の皆さん、大人気ないチャレンジ、大歓迎です。飛び込み参加のご要望は、専用フォームよりお申し込みください。
※大会への飛込み参加は、事前申込みのみとさせていただきます。当日の申込みは、本番ステージで試走体験をしていただけます。奮ってご参加ください!
●大会へ飛込み参加について
・飛込み参加方法: 専用フォームから事前申込み。当日、事前に操縦練習して参加。
・対象:小学校1年生〜大人
・定員:3名
・締切:10月31日(月)
・申込み専用フォーム:https://forms.gle/FqX1y4NuyC56Qt4N8
<あらかじめご了承いただきたいこと>
・あらかじめ、当日会場内の試走場でロボット操作の練習をしてから参加となります。学生スタッフが練習をサポートしますので、初めてでも大丈夫です。
・本大会は11:00以降の開催を予定しています。操作練習が必要ですので、時間に余裕を持ってご来場ください。ご来場および出場の時間や順番は、本大会事務局が決定し、後日詳細をご案内します。
・当日は事務局スタッフによる写真・動画の撮影が入ります。撮影された素材は、本プロジェクトの主催・共催・協力者が、広報・PR媒体に掲載をさせていただくことがあります。
ロボコン大会開催概要
「VIVITA ROBOCON with CO-SAKU谷 2022 in 第93回東京都市大学世田谷祭〜世田谷JOY!NTチャレンジ!」
・日時:2022年11月6日(日) 開催時間は、決まり次第発表します。
・場所:東京都市大学世田谷キャンパス アクセスはこちら
・内容:VIVIWARE CELLをロボット駆動装置に用いたロボットコンテスト。2022年8月からシモキタFABコーサク室でオリジナルロボットを製作してきたこども・大人・学生が参加し、世田谷のまちをモチーフにしたステージで、散らばったボールをロボットを操縦してゴールへ運び、得点を競う。
・ロボコン大会
主催:東京都市大学理工学部「機親会」 共催:一般社団法人CO-SAKU谷 協力:株式会社船場、VIVIWARE株式会社
・CO-SAKU谷VIVITA ROBOCONプロジェクト
主催:一般社団法人CO-SAKU谷シモキタFABコーサク室 協力:株式会社船場、東京都市大学理工学部「機親会」、VIVIWARE株式会社