ペットボトルキャップにはいろんな色があります。 それらを混ぜ合わせ、カラフルな器をつくります。 色、形、大きさは自由自在！ ゴミになるアレコレを、宝物のようなアレコレに変身させちゃう素敵な作家・FLAVASTAさんと一緒に、リ・コーサクを楽しみましょう！

コーサク室のアップサイクル活動「リ・コーサク」
ウレタン、アクリル、内装材、生地、未利用資源の木材等、使われなくなったり廃棄されてしまう素材をアップサイクルしてコーサクする活動が「リ・コーサク」。展示用什器やガチャガチャマシンなどの遊具、アクセサリー、コーサクキットなど、オリジナルプロダクトを生み出しています。

これ、なーんだ？　

キレイな色の多いペットボトルキャップ。何も気にせず、ポイっと捨ててしまっていませんか？　実は、素敵なパーツに変身できる、お宝アイテムなんです。
今回は、このペットボトルキャップを手作業でアップサイクル、素敵なトレイを作ります。材料のペットボトルキャップは使い放題！　大きさも形も自由です。組み合わせ、混ざりかたによって生まれるカラーも形も世界で一つだけ。アクセサリーなど宝物を入れても良し、観葉植物の受け皿やビンのキャップカバーにしてもかわいい！あなただけの宝物トレイをつくってくださいね。

▲アクセサリーを入れたり、瓶の受け皿や蓋にしたり。オリジナルの形や大きさで、素敵な宝物トレイができあがります！

教えてくれるのは、作家のFLAVASTAさん

FLAVASTA（フレーバスタ）さんは、「世界をつなぐ、環境に優しいカラフルライフ」を体現している素敵な作家さん。ペットボトルキャップなどのPP素材を手作業でアップサイクル。 ゴミになるアレコレを身に付けたくなるアレコレに変身させています。作品はどれも「コレがまさかペットボトルキャップとは！」と、実物見てもピンとこないほどの進化を遂げています。
ペットボトルキャップをアップサイクルしたアクセサリーなどを、「EVOL（エボル）」というオリジナルブランドで展開、「SDGsの取り組みが活発となってきている今、大きいことはできなくても自分のできる事で人に喜んでもらうことをしたい！」と考え、生まれたのが「EVOL」なんだそうです。
★FLAVASTAさんのインスタグラム（@flavasta_nisshy）　　　
★「EVOL（エボル）」の作品は#flavastaevolで検索するとたくさんご覧いただけます

▲ペットボトルキャップをアップサイクルし、カラフルで唯一無二のパーツを自身で製作しているFLAVASTAさんの作品

FLAVASTAさんからメッセージ「ゴミ箱が宝石箱に見えて！」
アップサイクルを始めたきっかけは、小さい頃からゴミを活かして工作をしたり新しいものを作るのが好きでした。その頃はアップサイクルやリサイクルみたいな意識はなく、「こんなに可愛いものが捨てられちゃうなんて」「何かに使えないかなぁ？」と、置物や箱、アクセサリーを作ったりしていました。

ハンドメイドを始めてからもその気持ちは変わらずハギレなどを使って作品を作っていたのですが、ある時ペットボトルキャップのゴミ箱が宝石箱に見えて！

とってもカラフルで溢れたゴミ箱の中身。コレらを何かに変えられないかなぁ？とその場で調べてみると"pp素材は毒性がないので安全に溶かせる""割と低い熱で溶ける"と記載されていました。「それなら家にあるもので出来るんじゃない？」とアイロンを当ててみると、タイダイのような可愛いプレートが出来上がり、キュンとしたのです！

最初は今のようにきれいにできませんでしたが回数を重ねるうちに特性が分かってきて、綺麗に作る方法や厚みを変える方法、立体の物を作る方法を独自で編み出しました。什器や型を使わずに、全て手作業でpp素材をアップサイクルしているのがFLAVASTA独自のポイント！きっとまだ可能性はあるはず！