器の金継ぎワークショップ

ヒビが入ったり欠けたりしてしまっても、思い入れがあって、そのまま使っていたり大切に保管したりしている器お持ちではありませんか? 本ワークショップは、金継ぎの技法で大切な器を修復します。今回は、お茶碗やお湯飲みなどの小さめの器に入ったヒビやカケを対象とします。金継ぎで修復後は食品用にはお使いいただけませんが、思い出と共に、小物入れやインテリアにお使いください。

金継ぎとは

「金継ぎ(きんつぎ)」とは、割れたり欠けたりした器を漆で修復し、継いだ部分を金などで装飾する日本の伝統的な技法です。金継ぎ技法を用いた作品は修復前とは異なる趣きをもち、「大事なものを、より魅力的に直して使う」という発想に、多くの人が魅了されています。本ワークショップでは合成漆と接着剤を使用しての金継ぎになります。本漆ではありませんのでご了承下さい。かぶれない合成漆を使用しますが、真鍮粉を使用しますので、金属アレルギーの方はご注意ください。

教えてくれるのは、月山夕子さん

縄文時代のものづくりの気持ちを心に刻み、作品をつくり続けているクリエイターさん。青森や東京での個展をはじめ、都内を中心に数々の企画展、イベントに出展。表現方法、活動の場はジャンルを問わず多岐に渡ります。近年はカラフルな陶器作品、金継ぎでのアクセサリー製作を中心に活動中。Instagram

ワークショップの流れ

①欠け部分をやする(割れてしまってる場合は接着する)
②足りない部分をパテと接着剤で埋める
③パテを彫刻刀で削る
少し乾燥させて…
④パテをヤスリで削り、滑らかにします
⑤いよいよ金継ぎ!合成漆を塗っていきます。
⑥金粉を付けて完成(混ぜて塗る場合もあり)です!
※金継ぎしてから、完全に硬化するまでの乾燥時間は3日〜5日程かかります。

ご参加にあたってご確認いただきたいこと

●修復する器について
・修復する器は、お一人一つでお願いします。大きさは、お茶碗や、コーヒーカップ程度の大きさまでです。
・割れてしまったパーツが直径3センチ以上足りないものは修復できません。
・割れの場合は、接着剤を使用します。出来るだけお直しできるよう、持ち込みいただいて現物を見て、一緒に修復方法を考えてお直ししましょう。申込みフォームのコメント欄に状態についてご記入ください。
・合成漆と接着剤を使用しての金継ぎになります。本漆ではありませんのでご了承ください。
・金継ぎ後の器は食品用にはお使いいただけません。思い出と共に、小物入れやインテリアとしてご愛用ください。
●持ち物
・お持ち帰り用の袋や梱包材などをお持ちください。
・お洋服の汚れなど気になる場合はエプロンをご持参ください。

開催概要

日 程
2023年2月19日(日)11:00-14:00
定 員
6名
対象者
大人
参加費
4,500円(税込)/一人 ※当日、現地でお支払いください(現金払い)

※当日、現地で現金でお支払いをお願いします。
※機材や工具などがある工作室のため、安全面を考慮し、歩きまわる未就学児のお子さんの入室はご遠慮いただいています。

【キャンセル規定】
開催前日〜当日のキャンセルは、参加費用100%のキャンセル費用をいただきます。あらかじめご了承ください。

お申し込みは「Peatix」ページへ