ロボットアーム「Lite6」がやってきた!
先日、サポーターが「Lite6」というロボットアームをコーサク室へ持ってきてくれました。
水道管がくねくねつながったような形状のボディ。「なぜにこの形?」と聞いてみたら、間に指などを挟まないよう、安全視点からの形状なんだそう。なるほどー。
先端につけるハンドは、3Dプリンターで自作することもできるそう。用途に合わせてハンドを自作して、ちょちょいと自分の生活を便利に快適に、なーんてことが、さほど難しくなくできちゃうということですね。すごーい!
さらに驚いたのは、興味津々だった小学生たちが、気づいたら自分たちでプログラミングして操作していたんです。ブロックプログラミングで、スイスイと。
昨今は、ロボットアームがいろんなシーンで活躍していますね。お弁当を詰めたり、人が入りにくい場所に入ったり。調べてみると、価格もだんだんお手頃になっているようです。生活の中で、家事や介護などを助けてくれる日も近いのかもしれません。
そうは言っても、一般的にはなかなか見たり触れたりすることはないので、とてもとても貴重な機会となりました。
遊ぶように、技術に触れる機会をつくる
「遊ぶように、技術に触れる」
これ、コーサク室で開催してきた「ロボット製作&ロボコンのプロジェクト」や「3DプリンターVoron2.4のDIYプロジェクト」をピッタリ表現してくれている言葉だと思うのです。
コーサク室では、年齢の壁を限りなく取り払っています。ロボコンプロジェクトでは小学1年生から大学生、大人まで一緒になってロボットを製作し、ロボコンに挑戦しています。Voron2.4の組み立ては、当初、3Dプリンターに相当詳しい人じゃないと難しいのかなとスタッフは思っていたのですが、始めてみたら、小学生、高校生、大人も入り混じり、年齢だけでなく、さほどテックの世界に強くない女性も一緒になって取り組んでくれています。
共通するのは、「やってみたい」「知りたい」という動機と、「やってみたら面白かった」という実感でしょうか。知らない、わからないことがたくさんあって、調べたり、試行錯誤していたり、教え合ったり。おそらく、ロボットアームを操縦していた子供たちにとって、ロボットアームとプログラミングで遊んでいる感じなんでしょうね。3DプリンターVoron2.4は、大人たちにとっても、知らないこと、わからないことを少しずつ解明していく面白さがあるのでしょう。
もっともっと「遊ぶように、技術に触れる」そんな機会を提供できるコーサク室でありたい。いろんなメーカーや製造業の皆さん、自社プロダクトなど高度な遊び道具をもって、コーサク室に遊びにいらしてください。
CO-SAKUロボコン、始動! プレ参加者3名限定募集
この春、コーサク室は新たなロボコンプロジェクトを立ち上げます。名づけて「CO-SAKUロボコン」。今回からは、自分で製作したロボットを持ち帰って操作可能になります。プロジェクトの詳細はまだまだ準備中なのですが、春休み期間にプレ参加してロボット製作をする人を募集します。限定3名! 小学4年生以上から大人まで、今回は3月後半(日程は後日発表)にロボット製作をコーサク室でできる方が対象です。ここで製作する人は、3月30、31日に足立区北千住で開催される「ロボットスポーツフェスタ」にご招待、自分のロボをイベント内で操縦できます。
ロボットの製作には設計・部品加工・プログラミングなどプロダクト開発の工程が凝縮されています。ものづくりの面白さと醍醐味を、レーザーカッターやハンダゴテなど、さまざまな機材・工具を使い、手を動かしながら経験します。
▼基本形のロボット。ここから改造したり、装飾したり。
先日、一般社団法人ロボットスポーツ協会とのパートナーシップを発表しました。コーサク室では、子供でも大人でも、初めての人やテックにはあまり縁がない人でもチャレンジできる、そんなロボット製作とロボコンを開催してまいります。関心をお持ちいただける方は、こちらのフォームからご連絡ください。