ファブリックパネル&カラフルトレイづくり、ワークショップレポート

2月は、2つの作家さんのワークショップにコーサク室スタッフも参加させていただきました。刺繍作家POTATOさんの「ファブリックパネルワークショップ」と、FLAVASTAさんの「アップサイクルで作るカラフルトレイワークショップ」です。どちらもとっても楽しかったので、お裾分けレポートをお届け! 参加したかったなという皆さん、次回をお楽しみに!

ファブリックパネルワークショップ

▼参加したのはこちらのワークショップです。

絵画のようにファブリック(布地)のデザインを楽しむ「ファブリックパネル」。お気に入りのハギレを切って貼ってツギハギして、自由にパネルに仕上げていきます。私は、天に召された愛犬のお洋服とサイズアウトした子供服を持ち込みました。羊とか怪獣とかモコモコ系ばかり持ってきちゃったことをやや後悔。生地のバリエーションを考えればよかったです。



白いボードを前に固まる・・・。バックの茶色の布は泥染めだそう。白いボードではなく、この布にハギレを貼ったり刺繍をしたりしていきます。



怪獣服の尻尾部分と子供のTシャツの柄を切り抜いて使うことにしました。使いたい部分を切って、色々と配置してみる。むむむ、収拾がまったくつかないぞ。センスのなさを自覚します。



ほとんど縫うことなく、いろんな種類の接着剤を使って、ひたすらペタペタペタペタペタペタ・・・。



こんな感じにモコモコに。端っこには、リードにつけていたネームタグと鈴を縫いつけました。リボン類は、POTATOさんが持ってきてくださった材料から少しいただきました。POTATOさんは、種類もカラーも明るくて楽しいハギレやリボン、毛糸など、いつもたくさんお持ちくださいます。



皆さんの作品と一緒に。フサフサ刺繍に挑戦したり、プレゼントのようにリボンで結んでいたり、愛犬のキュートな姿を表現したり。個性豊かで、素敵なパネルが出来上がりました。

亡き愛犬の洋服を手にして、切ったり貼ったり、いろんなことを思い出しながら作る時間、楽しんでいる自分に気づいて、少しびっくり。悲しい思い出だったはずが、ファブリックパネルの形に残していく時間は、気持ちも穏やかに癒してもらったような気がします。その証拠に、出来上がった作品は、笑っちゃうくらい楽しそうでしょう。POTATOさん、ありがとうございました!

アップサイクルで作るカラフルトレイワークショップ

▼参加したのはこちらのワークショップです。

ペットボトルキャップをアップサイクルしてカラフルなトレイを作ります。キャップをチップにしていくところから体験できるとあって、楽しみにしていました。
FLAVASTAさんが持ってきたペットボトルキャップは、いろんな色がたくさん。カラーによっては、海外で調達してきたり、レアものもあったり。素材の硬さもさまざまあることなど、アップサイクルならではの素材のことも教えていただきました。ハサミやニッパーで小さくカットしていくのですが、これはなかなか大変な作業。夏休みに同じワークショップを開催した時に、たくさんのチップを子供達が惜しげもなく大胆に使っていたことを思い出して、「あー、あれだけのチップを作る作業って、あぁぁー・・・」と申し訳なくなったスタッフでありました。



カットした色とりどりのチップを組み合わせていきます。色が混じることを考えながら、トレイの底になる部分と立ち上がる部分のことも考えながら。楽しい時間です。



私はセンスがないのでたくさんの色使いは無理だなあと諦め、2色の組み合わせにしました。センターには、なんて読むかわからない漢字キャップを配置。台湾のものだそうです。



アイロンで熱をかけて、ぎゅーっと平らなプレートにしていきます。



まだ熱いうちに、ギュゥッと型取りします。



最初の熱をかけてプレートにするところで、上手に熱がかけられていなくて溶けていない部分は、仕上がり後にベンダーで再加熱してみました。(コーサク室にはこんな道具もあるんです、と小さくアピール)



素敵なトレイができました。縁になる部分を外側に反らしてみたいと工夫したり。チップを絵のように並べて柄を作ったり。参加された皆さんのクリエイティビティが溢れていて、笑いもいっぱいで、本当に楽しかったです。

今回のワークショップで集まって下さった皆さんは、みーんな、FLAVASTAさんの大ファン。それぞれ、FLAVASTAさんの作品を身につけていらっしゃいました。作る時間はもちろん、作家さんとゆっくりコミュニケーションできるのも、ワークショップの嬉しいところですね。発見がたくさんあったように思います。素敵な時間でした。FLAVASTAさん、ありがとうございました!